17時になったら愛しの娘を迎えに保育園へ。勤務時間を変えて仕事と育児を両立するパパ社員
「あ、ありがとう…!」
満面の笑みを浮かべる愛しの娘から渡されたのは、
牛乳でひたひたになった食パンだった。
最近、娘からのラブコールが増えた。
娘からハグされる回数も増えたし、絵本をもってきて膝に座ってくれる。
ある時は仕事をねぎらう上司のように肩もポンポンしてくれる。なにより、牛乳でひたひたになっているのはさておき、自分が食べたいはずの食パンを分けてくれるのも、娘なりの愛情表現だと思う。
みなさんこんにちは、加藤と申します。
私は、CHINTAIの北海道支社で不動産会社に向けて営業をしています。
そして、プライベートでは妻ともうすぐ2歳になる娘と札幌で楽しく暮らしています。
娘からのラブコールが増えた理由は、おそらく娘の保育園の送迎を担当するようになりコミュニケーションを取る時間が増えたからだと思います。
CHINTAIでの働き方は、基本的に9時30分~18時(※1)ですが、私は娘が保育園に通い始めるタイミングで「育児中の時短・勤務時間変更制度」を活用して8時30分~17時に就業時間を変更して働いています。
(※1)社員の役職によって異なる場合があります。
「今まで以上に娘と仲良くなってる!」
「妻との関係もさらに良好になってる!」
「あれ、業務の効率もよくなったぞ!?」
勤務時間を変更してから多くの気づきや発見がありました。
今回のnoteでは、勤務時間を変更したことで起きた変化や気づきを書きたいと思います。
1時間、勤務時間をずらしてみようかな
「そういえばうちの会社、育児中に勤務時間変えられるじゃん!」
保育園選びのタイミングで「育児中の時短・勤務時間変更制度」がCHINTAIにあることを思い出しました。「利用できる制度は活用しよう」ということで、保育園の送迎担当は私になり、入園した翌月から制度の活用を始めました。
CHINTAIの「育児中の時短・勤務時間変更制度」では、いくつかの勤務パターンが選択できます。例えば、「6時間」「6.5時間」「7時間」「7.5時間」から勤務時間を選択できますし、所定就業時間を変えない範囲であれば、始業時間は8時~11時30分の30分単位で選択することも可能です。
私の場合、北海道支社から保育園が片道30分程度なので妻と相談をして、1時間勤務時間をずらした8:30~17:00の現在のスタイルに決定しました。18時をすぎると延長保育になってしまうので、自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を選択できるのは非常によかったです。
勤務時間をずらして起きた家庭での2つの変化
毎日送迎をすることで、家庭で2つの大きな変化が起きました。
「1時間勤務時間をずらしてそんなに変化がある?」
そう思った方は、特に私の感じた変化を見ていただきたいです。
変化① 保育園の様子もわかるし、娘からのラブコールも増える
冒頭でも記載した通り娘からのラブコールが増えました。もちろん、送迎を担当する前から娘と遊ぶ時間は大事にしていましたが、家庭で過ごす時間以外での送迎の30分は、想像よりも娘と1対1でコミュニケーションを取ることができる大事な時間だったんです。
娘が成長しても、パパを大好きな今の気持ちを忘れないでいてほしいものです。
また、娘との直接のコミュニケーションだけではなく、保育園の先生と直接話せることで、保育園での娘の様子を知ることができるのもうれしいポイントです。
保育園の連絡帳も担当しているのですが、「夜ご飯をもりもり食べて、FNS歌謡祭のモーニング娘。をみて踊っていました」など、私自身楽しみながら娘の様子を書いています。
先生から「加藤さんの連絡帳を確認するのを楽しみにしています」と直接言われたときは俄然やる気がでました(笑)。
こういった先生とのコミュニケーションが取れるのも、送迎する時間を捻出できたからだと思います。
変化② 流れを先読みして妻と連携
勤務時間をスライドしているからこそできる育児や家事が増えたことで、以前に比べて妻との連携がうまくいくようになりました。
おそらく、今までは「洗濯」「料理」「ご飯を食べさせる」など点で見えていたことが、送迎の前後のことも含めて自分が行うことで1日の流れを把握できるように、「先に洗濯を終わらせたら自分も奥さんも楽だな」といった先読みして動く力が以前よりもついたからだと思います。
1日の流れを把握できたからこそ、奥さんの帰りが少し遅くなったとしても、その分をカバーすることができるようになったように感じます。
なんとなくですが、流れを把握しないで家事や育児をずっと点で見ていたら、「今それじゃない。」「先にこっちやってよ!」といったお互いにやってほしいことが噛み合わない日が多くなっていたかもしれないですね。
支社のメンバーがいたから、仕事も育児も両立できた
「仕事とは本当に両立できてるの?」
そんな疑問の声にも答えさせてください。
ここまでは家庭での変化についてお伝えしましたが、私がここまで家庭に時間を費やすことができるのは制度があることはもちろん、職場の皆さんのサポートがとても大きいと思っています。
まず、勤務時間を変更することをメンバーや上司に伝えた時の反応ですが
「あ、いいですよ~!」
と、想像以上に自然に受け入れてくれました。もちろん、受け入れてくれるだろうなとは思っていましたが、特に質問もされず働き方の変更を特別なものとせずナチュラルに受け入れてらえたのはとても気持ちが軽くなりました。
また、営業をする上で、お客様となる不動産会社の営業時間は基本的に18時までです。一方で私の勤務時間は17時まで。そうなるとどうしても対応できない時間帯も出てきます。そんなとき、先輩方のフォローがあるからこそ、現在に至るまで育児と仕事の両立ができているのです。
勤務時間が変わったことで、仕事にかける時間や取り組み方を見直すきっかけにもなりました。
私の業務開始時間は8時30分からなので、CHINTAI社員や不動産会社の始業前から業務を始めることになります。そのため、今までは作業と不動産会社とのコミュニケーションを平行していたのですが、「作業の時間」「不動産会社に充てる時間」と、以前よりもメリハリをもって業務に取り組めるようになったと感じています。
育児で勤務時間を変更することで、仕事にもプラスの効果が働くことは想像していなかったので、思わぬポジティブな変化が得られてよかったです。
みんな元気に、みんなの仲がよかったら大体大丈夫が理想
以上が勤務時間を変更したことによる、私の変化や気づきでした。
私のライフスタイルに合った働き方が8時30分~17時なだけで、他の勤務時間で働くCHINTAI社員も男女問わずもちろんいます。
会社にとって、妻や娘にとって、そして自分にとっていいと思える働き方をして、「みんな元気に、みんなの仲がよかったら大体大丈夫!」と思いながらこれからも仕事を頑張りつつ、妻と娘も溺愛したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※社員の所属および記事の内容などは2024年1月現在のものです。