恋する賃貸 ~お部屋で紡ぐ恋人たちの物語~ 『準備期間0日のプロポーズ』
「彼女にプロポーズがしたい」と思い立った。
仕事中、そんな衝動にかられた。そうだ、バラを100本用意しよう。
すぐにスマホを取り出し、100本のバラを購入する。
2人で暮らすには少し狭い1Kの部屋で、今日、プロポーズをする。
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私がCHINTAIで営業担当をしてた頃の話です。
2014年10月、仕事が終わり、上司と向かったのは会社の近くにある飲食店。そこで、今の妻が働いていました。
そのお店は、こじんまりしたバーのような場所で、店員の方とも気軽に話